清水章弘の蝶ネクタイ

清水章弘によるハンドメイド蝶ネクタイ

清水章弘インタビュー1

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約3分

出逢いが蝶ネクタイを生み出した

蝶ネクタイ作家として活動し始めたのは2015年10月からです。

地元浜松から東京に上京し、白シャツにデニムというシンプルな格好をよくしていました。
人と出逢う場所に顔を出すことが多かったので、自身のファッションにもうワンポイントあれば、より相手にも印象が残るだろうなと思い、蝶ネクタイを手にしようと考えました。
しかし実際には「蝶ネクタイを売っている場所」というものが思いつかず月日が流れます。

そんな折、友人から「こんなイベントがあるよ!」と連絡が来ます。
それが「ものづくりや夫婦えりすけさん」が開催していた、蝶ネクタイの展示会でした。

「ここで必ず1つ入手してこよう!」心にそう決めてイベント会場に向かいました。
蝶ネクタイの種類の多さ、生地の可愛さ、取付け方への工夫、などなど感動したのを今でも覚えています。
その日からすっかり蝶ネクタイの魅力にとりつかれます。

そして不思議なことに、蝶ネクタイをつけて人と出逢う場所に行くと
以前に増して声をかけられる頻度が多くなったのです。

あわせて「ものづくりや夫婦えりすけさん」主催のワークショップイベントにも参加します。
針も糸も使わず、布ボンドとハギレを使っての蝶ネクタイ作り。ますます蝶ネクタイにはまっていく自分がいました。

「蝶ネクタイやっています」その一言がすべての始まり。

それからは自宅にて蝶ネクタイを作るようになりました。
とはいえ、縫製の技術は小学校の家庭科における知識のみ。
しかし実際に自分で勉強しながらチャレンジしてみると、いろいろなことが起きてきます。
20年前の使わなくなったミシンをいただいたり、友人が教えてくれたり、と。

そんな中、オーダーメイドスーツの会社を運営しているメンバーである友人から会社設立1周年パーティーの招待をいただきました。
会場に足を運び、会社のメンバーと話しをしている中で「蝶ネクタイやっています」と一言発したことで
「じゃあ今度お願いするね」と突然オーダーをいただきます。
初めてのオーダーに焦りや不安もありましたが、回答はただ一つ。「はい!よろしくお願いします」

後日6種類の生地を送っていただき、それらに自分が持てる全てのことをぶつけます。
そしてなんとか無事納品。
あわせてお金が振り込まれます。
今まで以上に蝶ネクタイと気持ちがキュッとが引き締まった瞬間でした。

2015年10月。
ここから蝶ネクタイ作家として名乗り始めます。

聞き手:片岡和志

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